2016年05月25日

熊本地震被災者支援「小千谷市民義援金」街頭募金活動報告

NPO法人 防災サポートおぢやが先頃実施した、熊本地震被災者支援の街頭募金活動の結果を、ご報告いたします。


【サンプラザ駐車場:河岸段丘ウォークゴール】

河岸段丘ウォークゴール 河岸段丘ウォークゴール



事務局の、竹田通子さんからのレポートを掲載します。


去る4月29日、市内6箇所において、「小千谷市」、「市民活動ネットワーク」と共に熊本地震被災者への小千谷市民義援金を募る街頭募金活動を行いました。

当日は、北国では積雪の報道があるなど記憶にない程の低気温の日となり、強風と時折降る強い雨が街頭での募金活動の支障となりました。

募金者が少ないことを懸念しましたが、各会場での呼びかけに対し、大勢の方から快く募金に協力いただき、その総額は、282,630円となりました。

多くの小千谷市民は、中越大震災の際に全国の皆様から寄せられた温かいご支援が深く心に刻まれており、震災の被災者に対し今度は自分たちが支援する番だ、という心根が強く感じられました。

悪天候の中、活動にご協力いただきました皆様、快く会場を提供していただいた皆様、本当にありがとうございました。

ご寄付いただいた募金は、その全額を「小千谷市民義援金」として5月2日小千谷市に届けました。

被災地の皆様が一日も早く日常生活を取り戻すことを願ってやみません。


街頭募金の様子

【本町旧スクランブル交差点】
本町旧スクランブル交差点 本町旧スクランブル交差点


【JA片貝中央支店前】
JA片貝中央支店前 JA片貝中央支店前


【コメリ小千谷店】
コメリ小千谷店 コメリ小千谷店


【マルイ東小千谷店】
マルイ東小千谷店 マルイ東小千谷店


【イオン小千谷店】
イオン小千谷店 イオン小千谷店










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2016年04月19日

支援活動のプロがアドバイスする「賢い」支援とは―。

熊本地震で、救援物資を積んで被災地に着陸した米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(奥)=18日午後、熊本県南阿蘇村の白水運動公園

米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ


14日から熊本県などで続いている地震で、死者は44人、重軽傷者は1千人以上にのぼっています。

震度1以上の地震は580回を超え、中越地震の余震回数を遥かに超えています。

NHKの集計では、熊本県を中心に12万5千人余りが避難しており、熊本市の集積所には全国各地から水や食料などの救援物資が届き、市の職員、陸上自衛隊員、ボランティアの人たちが対応に追われているとのことです。

熊本市内の避難所では、食料や水が不足していますが、17日に大量の救援物資が一度に届いたため、速やかに避難所に届けることができなくなったそうです。

物資を振り分ける人手が不足しているうえ、どの避難所で何が必要とされているかをリアルタイムで把握するのが難しいからです。

大規模な災害が発生すると、善意から大量の救援物資が被災地に届けられますが、無用の混乱を現場で引き起こすことがあります。

被災地に善意の救援物資を送る前に「何が最適なのか」を考えてみることを呼びかけています。

17日午後、熊本市東区に全国から届いた物資
17日午後、熊本市東区に全国から届いた物資が積み上がっていた。=朝日新聞


防災サポートおぢやも、東日本大震災で救援物資を送った経験があります。

被災者支援物資を石巻市の斎藤病院へ搬送

被災者支援物資の集荷

また小千谷市も、今回の地震に際し熊本市に支援物資を発送しました。
・2リットル入りペットボトルの飲料水 600本
・500ミリリットル入りペットボトルの飲料水2,400本


救援物資に関して、中越地震を体験した私たちも気づかずにいた事、改めて思い出したことなどがあります。

国連開発計画(UNDP)、セーブ・ザ・チルドレンなどを通じ中東・北アフリカで子供の支援活動に携わってきた田邑恵子さんは被災地に善意の救援物資を送る前に「何が最適なのか」を考えてみることを呼びかけています。

少し長くなりますが、19日ニュースメールで配信されてきた、田邑恵子氏の呼びかけをそのまま掲載します。

"ここから"

今回はさすがに「送らないように」という呼びかけが一部のソーシャルメディアにてなされていますが、「助けたい」という気持ちが一番効果的に発揮されるように、義援品(救援物資)を送る前に考えて頂きたいことをお話したいと思います。

■ 被災者に行き渡らなかった救援物資

東日本大震災では、報道された一部の避難所に大量の物資、生もの(おにぎり、果物など)が集中し、その一方、物資配給を受けない避難所あるいは自宅退避を続けている方々には行き渡らなかったことが問題になりました。

これは、あまりにも被害の規模が甚大かつ情報網が寸断され、避難所間の調整機能が働かなかったことが原因です。

直接、避難所あてに物資が送られたり、届けられたりしました。

現在、これら過去の苦い経験から、避難所間のニーズ情報を共有し、必要なところに、必要な物資が、適切な優先順位にて配布されるような調整機能が、現地の自治体、国際NGOなどの間で模索されています。

各避難所に収容されている人数の把握、備蓄、物資の過不足の洗い出しなどが進められています。

一見、遠回りで、効率が悪く見えるかもしれません。
ですが、調整システムを経ないで配布された品々はいずれ廃棄されたり、使われることなくしまわれてしまったりする可能性が高いのです。

■ 古着は受け付けない国際NGO

海外での緊急支援では国際NGO(非政府組織)は一般的に古着などの義援品の受付はしていません。
それは、素材、材質、サイズなどにばらつきが多く、必要とされているところに配布する調整だけで、不必要な時間とスタッフが浪費されてしまうからです。

義援品には、タイミングを逃すなどのミスマッチのリスクもつきまといます。
また、大量に送付された義援品(衣料品など)が物流システムへの負担となり、優先されるべき品物(食料や医薬品)などの到着を送らせてしまうリスクも伴います。

その一方、ある地域においては義援品の受け付けを始めましたという報道がありましたが、それらは品物リストを列挙するだけであり、必要とされるスペックがあることは報道されていません。

例えば「下着」は下着としか説明されておらず、スペックに関する情報は報道されません
(新品のみ、綿100%のものだけか、化繊混合でもいいのか、サイズは何サイズから何サイズまでが必要なのか、男性用、女性用、子供用、おむつをしている高齢者用などの情報)。

緊急支援において物資の購入をする場合、各団体では規格を合わせ、どの団体も同じ内容の物資を配布するように調整を行っています
(素材や家族の人数に応じた量など)。

これは「あそこの方が、中身がいい」という不公平感を呼ばないためです。
厳密な基準を設け、それに合致するもののみを受け入れることもあります。

■ カップラーメンはおススメしない

また、被災者の方がリクエストするものが、一番最適なチョイスではないこともあります。
有名な例でいうと、カップラーメンでしょうか。
寒い時に湯気のたつラーメンを食べると暖まるし、「ホッ」としますよね。

そのため、昔はカップラーメンを備蓄されていた方も多かったと思いますが、今は備蓄としておススメしない品物のひとつです。
それはラーメンの容器が衝撃に弱いこと、1食分を作るのに必要な水とお湯を沸かすための燃料の消費量が多いからです。

災害発生時、初期の段階では給水車も整わず、水、燃料は大変貴重です。
ラーメン1食分のために使われる水と燃料のロスが多いのです。

■ 粉ミルクにはリスクも

これは海外の例ですが、聞き取り調査をすると保護者は「子どもに与える粉ミルクが欲しい」と訴えます。
実はこれは、人道支援団体が一番避けて欲しいと思っているリクエストなのです。

衛生環境が悪く、安全な水が確保できず、哺乳瓶の消毒ができない時に粉ミルクを与えることは、実は赤ちゃんの命を危険にさらすことになります。

粉ミルクを配布するよりも、お母さん達の栄養状態を改善し、精神的なストレスを取り去り、マッサージ指導をするなどして、母乳が出続けるようにする方が、安全なのです。

どうやって哺乳瓶の消毒を停電中の避難所でするのか?ということを考える余裕のないお母さんがたまたまインタビューを受け、たまたまそれがニュースで流れ、そして、数多くの粉ミルクが配布されるというのは、海外の支援現場では、本来望ましい形ではありません。

お母さんに寄り添いながら、お母さんと赤ちゃんにとって何が必要か、大切か、何が危険かをきちんと説明した上で、最終的にはお母さん自身の主体的な判断と決断を尊重し、そのためにできる支援は何かを考えるようにした方がよいでしょう。

日本では、アレルギーが多いお子さんもいて、自治体が定める避難所の備蓄品目には、哺乳瓶、粉ミルク、アレルギー用粉ミルクが含まれているところが多いです。

■ ソーシャルメディアを見て即、行動することは控えよう

善意が現地への負担にならないようにするためには、「賢い」支援のあり方が必要とされています。「○○が△△で必要とされています」というソーシャルメディア上の書き込みを見て、即、行動することは控えましょう。

窓口、受け入れを行っている団体の公開している情報をきちんと調べ、製品の仕様(材質、サイズなど)、数などを確認してから送ることが求められます。

「困っている人のところに届けたい」という気持ちはとても重要です。でも、その善意が支援の妨げとならないためには、次のような点を調べ、検討した上で、最適な方法を選ぶことが支援したいと願う方にも求められています。

(1)自分が直接、避難所・知人に送るのが本当に効果的なのか

(2)周辺市町村にて購入・配布を行っている団体は存在するか(物品ではなく寄付にて団体をサポートする)

(3)被災された方が自分で選んで購入できる手段はないか(物流の回復は思うよりも早いもの。物資がないから直接送りたいというのは、事実ではないことの方が多い)

"ここまで"


ありました!小千谷市でも…(青字の部分)。

「西川の毛布事件」(関元市長は、そのように名づけていました)

支給された毛布の銘柄をめぐり、一悶着あり、閉口したと……。。


全文に渡り、目からウロコのアドバイスです。


下線、強調文字、青字=筆者







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2016年04月16日

中越地震に似ている熊本地震、3地域で同時多発的

気象庁の青木元・地震津波監視課長は、余震の状況が最大震度7だった中越地震に似ているという。


熊本、大分両県にある活断層と震源


気象庁は、14日午後9時26分に発生した地震を前震
(M6.5 最大震度7 震源の深さ11km)

16日午前1時25分に発生した地震を本震
(M7.3 最大震度6強)とした。

本震は、1995年の阪神大震災と同規模。
九州内陸部の地震では過去100年で最大級という。

新潟県中越地震=2004年(平成16年)10月23日17時56分発生
M6.8 最大震度7 震源の深さ13kmの直下型地震。


熊本地震

・14日から16日22時現在の死者数 41人。

・熊本県内では16日午後2時半現在、686か所の避難所に約9万人が避難。

・全半壊・一部損壊の被害 住宅や公共施設など936棟。


救助活動を行う自衛隊員
地震で倒壊した家屋で救助活動を行う自衛隊員=16日午前、熊本県益城町(防衛省自衛隊提供)


熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県で規模の大きな地震が相次いでいることについて、気象庁の青木元・地震津波監視課長は16日午前の記者会見で、三つの地域で別々の地震が同時多発的に発生しているとの見解を示した。

16日午前1時25分に発生したマグニチュード7.3の地震(本震)が影響していると考えられるという。

M7.3の本震は、14日発生した熊本地震の原因の「日奈久(ひなぐ)断層帯」とその北側の「布田川(ふたがわ)断層帯」が交わる場所のやや北で発生した。

その後、北東側で地震活動の高まりがみられ、午前3時55分には熊本県阿蘇地方でM5.8(最大震度6強)、午前7時11分には大分県中部でM5.3(最大震度5弱)の地震が相次いで発生した。

気象庁はこれらの余震域が離れていることから、それぞれ別の地震と判断。

青木課長は「広域的に続けて地震が発生したケースは近代観測が始まって以降は思い浮かばない」と話した。


余震の多くは、本震を引き起こしたとみられる布田川(ふたがわ)(全長約64キロ)、日奈久(ひなぐ)(同81キロ)の両断層帯が交わる周辺で発生した。

益城町での死者も、ほぼこの断層帯に沿っている。

この付近の地下構造は複雑で、まだ揺れを引き起こしていない部分があり、これらが余震が多い原因とみられる。


余震の状況が似ているのは、同じ最大震度7だった中越地震だ。

同じように地下構造が複雑で、本震から4日後に震度6弱、10ヵ月後に震度5強の余震が発生した。

青木元課長は「中越地震では本震と近い規模の余震が何回もあった。」

「断層面がいくつもあり、地面の中で複雑に岩盤が壊れていたためだ」と説明。


佐藤比呂志・東京大地震研究所教授(構造地質学)は「日奈久は非常に長い断層で、今回その北端の5分の1程度が割れたとみられる。

「今後も大粒の余震が起きる可能性は否定できない」と警戒する。


今回の震源近くには、熊本県の阿蘇山や長崎県の雲仙岳などの活火山がある。

井村隆介・鹿児島大准教授(地質学)は「今までも阿蘇山は何回も活発化しているが、こうした地震は起きておらず噴火の影響も考えにくい」と指摘。

「小さな変動も見逃さないように、より慎重に観測を続けるべきだ」と話す。








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2016年04月15日

「平成28年熊本地震」発生!

平成28年4月14日午後9時26分ごろ発生した熊本地震で、甚大な被害を受けられた被災者の皆様に、心からお見舞い申し上げます。


被害を受けた熊本城
地震で瓦が崩れた熊本城、天守にあったしゃちほこが2つともなくなっている。(15日午前、熊本市中央区)=共同


地震で倒壊した家屋
地震で倒壊した家屋=熊本県益城町(2016年04月15日)=時事

益城町役場前に避難した人々
益城町役場前に避難し、余震が続く中、毛布にくるまる人たち(15日午前1時ごろ)=共同


平成28年4月14日午後9時26分ごろ、熊本県を震源とする地震があり、同県益城町(ましきまち)で震度7の揺れを観測した。

主な各地の震度は次の通り。

震度7 =熊本県益城町
震度6弱=熊本市、熊本県玉名市、宇城市、西原村
震度5強=熊本県菊池市
震度5弱=宮崎県椎葉村。


気象庁によると、震源の深さは約11キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定される。
震度7の揺れが記録されたのは2011年3月の東日本大震災以来。

熊本県などによると、死者9人、負傷者1,000人超、多数の家屋が倒壊。

気象庁は、地震のメカニズムについて、南北方向に引っ張られる「横ずれ断層型」と説明した。
この地方では一般的なメカニズムとしている。

一般的に震源の浅い地震は余震が多くなる傾向がある。

余震が最も多かった中越地震(04年)は今回の地震と同じ最大震度7で、本震から4日後に震度6弱、10カ月後に震度5強の余震が発生した。

同庁の担当者は「新潟県中越地震では断層が複雑に破壊されていた」と指摘。

今回の余震の多さも同じ理由による可能性があるとみている。

余震の揺れが大きいのは震源が浅いためという。


気象庁は、今後も1週間程度余震が続く可能性があるとして、警戒を呼び掛けた。

熊本県警などによると、益城町に被害が集中。熊本県内の110番は590件に上った。

熊本県益城町では、停電のため14日午後11時半ごろから約11時間、余震が起きても震度計のデータを気象庁に送信できなくなった。

町などによると、役場内に同町唯一の震度計があるが、停電と非常用バッテリーを使い切ったことで機能を停止した。
15日午前10時半ごろに復旧したという。


九州電力は、佐賀県の玄海原発に異常はない。鹿児島県の川内原発は運転を続けている。

また、熊本県内で約1万6,700戸が停電。
約3万8,000戸でガスの供給が止まっているという。



■ 生後8ヵ月の赤ちゃんを救出! 

救出された赤ちゃん

救出された赤ちゃん
倒壊家屋から無事救出された生後8カ月の女児=15日午前、熊本県益城町(警察庁提供)

暗闇の中、民家が光に照らされ、重機の音が響く。震度7を観測し、被害が特に大きい益城(ましき)町では、警察や消防、自衛隊による懸命の救出作業が進められた。

同町安永の木造2階建て民家。地元消防によると、地震発生直後、1階がつぶれ、1階で一人で寝ていた生後8ヵ月の女児が閉じ込められた。

たびたび襲ってくる余震のため、救出作業は難航したという。

15日午前3時45分ごろ、民家から女児が救出された。
毛布にくるまれ、救急隊員の腕の中に、しっかりと抱きかかえられている。

周囲の消防隊員らから、拍手と歓声が上がった。

消防によると、母親は自力で脱出できたものの、女児が屋内に取り残された。このため、屋根にドリルで穴を開け、そこから入った隊員が手作業で障害物を取り除いた。

5分ほど作業をしては家屋の外に出て、余震がこないか様子を見ては再び作業を始める、という繰り返しだったという。

女児が救出されたのは、地震発生から約6時間後。はりなどの隙間でできた空間にいたため、頭部の打撲がある以外は目立ったけがはなく、命に別条はないという。



脱線した九州新幹線
脱線した九州新幹線の回送列車=熊本市(2016年04月15日)=時事

国土交通省によると、九州新幹線はJR熊本駅から熊本市内の車両基地に向けて回送中の九州新幹線800系(6両編成)が脱線した。

乗客は乗っておらず、運転士にけがはなかった。
全車両が脱線して復旧の見込みは立っていないという。



■ 熊本県益城町

所在地
〒861-2295
熊本県上益城郡益城町大字宮園702
・人 口:34,499人
・世帯数:13,455世帯
・町の木 マキ
・町の花 ウメ
・町の鳥 ウグイス
町長 西村 博則



災害大国である日本、天災の宿命とどう向き合うかという課題について「縮災」という考え方をご紹介した先に、またもや大災害が起こってしまいました。

大震災から5年「縮災」の視点とは

大震災から5年 歴史は警告する。


中越地震を経験している私たちは、とても人事とは思えません。


”出来ることを、今すぐに ”という精神で活動をしています。





 
posted by NPO法人 防災サポートおぢや at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 平成28年熊本地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする