2014年02月27日

総務大臣賞受賞!「中越大震災ネットワークおぢや」

中越大震災ネットワークおぢや(丸山久一会長=長岡技術科

学大学教授)が、総務省主催の第18回防災まちづくり大賞で

最高の総務大臣賞を受賞しました。


中越大震災ネットワークおぢやは、NPO法人 防災サポートお

ぢや
の関 広一 理事長(前小千谷市長)、佐藤 知巳 常務理事

(当時助役)が、富士常葉大学大学院環境防災学部の重川 希

志依教授の提案を受け、中越大震災での混乱から一息ついた

平成17年10月に設立した団体です。

事務局は、小千谷市と富士常葉大学(静岡県)が担当し、現在

は全国72自治体が加盟しています。



中越大震災ネットワークおぢやの概要


平成17年10月、災害時における自治体の災害対応の教訓の共有化を促進するとともに、災害発生時における市町村職員の災害対応業務支援のための情報の提供と経験職員派遣の調整を行うことを目的に設立された。

阪神淡路大震災以降、大規模な災害による被災経験を持つ自治体と、被災経験はないが応援活動等を通じて災害対応のノウハウを学ぶ意思のある自治体を会員とし、会員自治体が被災した場合には即座に応援活動を開始する。

しかしながら、あくまでインフォーマルな組織であり、強制的に応援をする義務はなく、自治体の事情に合わせ緩やかなきずなで広域応援活動を行っている。


東京都国立市で開催された、中越大震災ネットワークおぢや

総会&研修会では、佐藤常務理事と風間講師がパネリストを

務めています。

佐藤常務理事と風間講師がパネリストで参加


ワークショップの様子 富士常葉大学大学院環境防災学部 重川希志依教授


この総会&研修会には、防災サポートおぢやから多数の会員

が参加し、国立市を始め、地元の防災関係者と中越大震災を

経験した観点から、多くの質問に対応することができました。



防災サポートおぢやの関 広一 理事長は、この度の受賞で最

高の総務大臣賞を受けたことに対し、「 一言で言えば、恩返

しの為に設立した。 震災直後は、まず初期の段階でやらなけ

ればならない建物被害認定調査など一つをとってみても、わ

からないことが多かった。

幸いにも、当市は初期の段階から神戸市職員や重川教授から

教えを受けることが出来、政府が定める基準に沿って公平に

実施することが出来た。

だが、他自治体は、それぞれ異なった基準で進めた為に格差

が生じ、市当局は攻撃に晒された。このような自治体を二度と

出さないためにも、標準化された基準に則り、そのノウハウを

伝えていかなければならないと、強く感じた 」

と、述べています。


富士常葉大学の重川教授は、「 大規模な災害にあった自治体

が、健全財政を保っていることは、ほぼ稀なことである 」と話

しています。


この談話の意味することに、私なりの解釈を付け加えるとすれ

ば、感情に押し流されること無く、政府が定める基準に沿って

公平に家屋調査を実施したことにより、それを元にしたその後

の税金、配分金を始めとした種々の事柄に大きく影響したと考

えることができます。

また、当時 他の被災自治体と比べ、10億円も多く、特別交付

金を受けることができたことによって、今日の財政基盤を築い

たと言っても良いかと思います。


このような経緯で設立された「中越大震災ネットワークおぢや」

は、発足当初に参加された自治体は36。現在では72まで拡

大されています。

毎年、会員の自治体や大学で研修会を開き、09年度からは

中越地震の被災家屋を使った被害認定の実地研修会も続け

ています。



受賞に小千谷市危機管理課の草野薫課長は「 地道な取り組みが評価されてうれしい。ネットワークの輪がさらに広がるよう、情報発信や内容の充実を図っていきたい 」と県内紙の取材で話していました。



防災まちづくり大賞は、地方公共団体や自主防災組織等における防災に関する優れた取組、工夫・アイデア等、防災に関する幅広い視点からの効果的な取組を推奨し、地方公共団体等における災害に強い安心・安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的として実施されています。


その他の総務大臣賞受賞団体(6団体)

千葉県 習志野市 本大久保ホームタウン自治会自主防災会

 IT技術を活用した実践的自主防災活動

東京都 葛飾区 新小岩北地区連合町会、新小岩北地区ゼロメートル市街地協議会

 新小岩ゼロメートル市街地における大規模水害対策への取
 組み

愛知県 豊橋市 豊橋障害者(児)団体連合協議会

 さくらピア避難所体験〜障害者の防災を考える取組み

高知県 高知市 高知市立潮江中学校(潮江中学校防災プロジェクトチーム)

 中学生からのメッセージ! 〜 防災活動で地域貢献 〜

大分県 佐伯市 ムササビ少年消防クラブ

 火災期における「子供達の夜回り」「高齢者とのふれあいの
 輪、火の用心の輪」




こちらから、防災に関する優れた取組、工夫・アイデア等、防災に関する幅広い視点からの効果的な取組を知ることができます。





posted by NPO法人 防災サポートおぢや at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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