2011年08月28日

豪雨災害見舞に石巻市の斎藤病院から来市

地震災害、地震防災対策サポートサイト
防災サポートおぢや


平成23年7月新潟・福島豪雨は、小千谷市に於いても死者や家屋の半壊、床上床下浸水、土砂崩れなど多大な被害をもたらしました。

会員の中には、避難勧告が出された地域にお住まいの方も数人おられました。


平成23年7月新潟・福島豪雨災害はこちらから


去る8月12日、防災サポートおぢやに、石巻市の斎藤病院から看護部長さんと、婦長さんが来市されました。

看護部長の菊池里子さんと婦長の小林雅恵さんは、小千谷市の豪雨災害をテレビで知り、8月1日の月曜日に出勤するなり、院長と事務長が「小千谷はどうなっているのか」と、心配されていた。

震災支援の恩返しに、何ができるかと考えた末、斎藤病院グループでカンパを募ることにした。

院長からは、早く小千谷に行けと言われ上司命令で今日、見舞金を届けることが出来た。

良いご縁を頂き、うれしく思う。これからも交流していきたい。


防災サポートおぢやの関係者は、「東日本大震災の津波によって甚大な被害を受けた病院からの見舞金は受け取れない」と、何度も固辞しましたが、「震災以来、何度も支援を受けているお礼」と語り、上司命令でもあるいうことでした。

根負けし、見舞金を受けた関理事長は、「皆さんの本当の復興はこれから。私たちができることがあったら、遠慮なく言ってほしい。これからも友好を深めていきたい」と述べ、理事長、佐藤常務が、小千谷における豪雨災害の様子をお伝えしました。

お見舞金を持参された菊池看護部長さんと小林婦長さん。関理事長

来市された菊池看護部長さんと小林婦長さんから、お見舞金を受ける関理事長


お二人からは、石巻市の現状もお聞きすることが出来ました。

石巻市は、他地区より復旧が遅れているように思う。
自衛隊が撤退した後、瓦礫の処理などが進んでいない。

行政が示した10年先の復興計画は、街並みが絵などで描かれているが、あまりの素晴らしさに実感がわかない。本当にこの様になるのか、信じられない。

仮設住宅の建設は、用地がなくまだ終わっていない。
抽選に当たっても仕事がなく、収入のない人は入居することができない。

遺体の捜索は、自衛隊が撤退した後警察が行っている。

職員のある婦長は、夫が震災から5ヶ月後に見つかった。
寝たきりの90歳の姑の面倒を見ながら探し続けたが、見つからず死亡届を出そうとしていたところ、警察から連絡を受けた。

波に押し寄せられ、浜に打ち上げられていた。身に着けていたジャンパーや財布から夫だとわかったが、DNA鑑定もやり、最後は歯型の一致で判明した。

職員の中には、家族が未だ見つかっていない人もいる。
若い男性職員は、奥さんと幼い子供が行方不明で、職場の机の上には写真が置かれている。

こういう人達は、「自分だけではないのだから」と言い聞かせ、のり越えようとしている。


そして最後に、震災を経験している私たちに、「自分たちも被害にあうと、人の被害の痛みがわかる」

「家族の状況がわからなかった時が、一番つらかった」

「佐藤さんが来てくれた時は、外部の人達に知られているという事がわかって、安心した」

と述べられ、桁違いの震災とはいえ、被災者同士の連帯感が感じられた一瞬でもありました。

菊池看護部長さんと小林婦長さんと共に


石巻市の医療法人社団 「 仁明会 」 斎藤病院は、防災サポートおぢやが講演依頼を受け、佐藤和美理事が今年1月21日にに伺った病院であり、その後も資料を送付するなど交流が続いていました。

佐藤理事は、震災直後の3月25日に小千谷市医師会チームの一員として石巻市を訪れた際、同病院で医療支援活動を行い、その後も単独で救援物資を届けるなどボランティアとして活動しております。

佐藤理事の報告により、自らも被災しながら懸命に医療活動に従事している病院職員に対し、支援できることがあるのではないかとの趣旨で、防災サポートおぢやは継続して支援活動を行っています。



中越地震を経験している私たちが言えることは、復興に向けての第一歩は、無理にでも前を向いて歩くこと、目標を持つこと、近い将来の復興に希望を持ち、決して疑わないことではないかと思います。

国や行政は、被災者に揺るぎない希望や目標を指し示し、夢を与える事こそが最大の仕事ではないでしょうか。




防災サポートおぢやは、中越大震災を体験した人々で運営されているNPO法人です。

平常時からの地震対策がいかに大切なことか、身重って経験しています。

多分野にわたり、多彩な講師陣が全国から招かれ、お役にたっています。

震災体験車が語る、防災、減災への教訓



posted by NPO法人 防災サポートおぢや at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 東北地方太平洋沖地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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