2011年04月16日

【東北地方太平洋沖地震】 浦安市を視察・3. 11震災企業 東京ディズニーランドでは…

小千谷から発信⇒地震災害、地震防災対策サポートサイト
防災サポートおぢや


去る4月8日、防災サポートおぢやではこの度の巨大地震で液状化現象が著しい千葉県浦安市を視察しました。

関理事長、佐藤常務、篠田理事は、現地の災害対策本部長(松崎秀樹市長)をはじめ、中村健副市長、浦安市危機管理官の澤畠博氏に面会し、被害状況の説明を受けました。

浦安市の3分の2程度が、液状化現象に見舞われ、復旧、復興には専門家の意見が必要であり、全国から学者等が多く訪れている。

液状化が、これ程広範囲に及ぶ災害は日本でも初めてなのではないか。

現在は、水道、下水道の復旧に全力をあげている段階である。

小千谷市からも支援があり、深く感謝している。


このような説明を受けた後、大塚和則防災課長の案内で被災現場を視察しました。

大手スーパーの建物は、見た目の被害は無いが周囲の道路が陥没していたり、また隆起していて大きな段差がある。

舗道の被害が多い。

水道は、仮配管である。


浦安市の被害状況(関理事長撮影)

浦安市災害対策本部

浦安市災害対策本部



浦安市の被害4月8日現在


浦安市の被害4月8日現在


浦安市の被害4月8日現在



浦安市の被害状況を視察した関理事長は、宅地の地盤崩壊や舗道との段差が顕著であり、その復旧工法はあるのだろうか

表面ではわからない地中の崩壊の程度が気がかりである

液状化を防ぐ工法の強化が早急に必要である と感じたそうです。

ちなみに、ツイッターでは浦安市民が頻繁に、液状化現象がひどく、あちこちから水がわき出たり、噴き出している。土嚢が足りない。送って

と訴えていました。

私の知り合いで、浦安市の某企業の女性社長は、避難所暮らしをしながら

「地域の防災担当なのに、何も手が打てない」

「食糧はいらないから、土嚢を送って」と、メールで訴えていました。


視察された理事の皆様、ご苦労様でした。

一日も早い浦安市の復旧をお祈りいたします。





ところで、浦安といえば東京ディズニーランドですが(千葉県にあるのに)先日15日に営業が再開されました。

開園を前に、約1万人が並び東北の被災地福島県や岩手県などからも入場者があり、喜びの表情が報道されていました。


少し長くなりますが、大震災企業であるオリエンタルランドは、その時、どのように動いたのか、

非常に関心があったところに、タイミングよく地震直後の様子が日経オンラインより配信されてきましたので、要約してお届けします。


震度5弱を記録した東京ディズニーリゾート

大きな揺れや、液状化に備えた建築工法が園内にいた約7万人の安全を守った。

それ以上に安心を紡いだのは、確立された指揮命令系統と、「キャスト」と呼ぶアルバイトの危機管理意識だったという。

この、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、海外のパークと統一の震災マニュアルはあるが、地震国である日本ゆえの備えに力を入れてきたという。

それが、2008年策定の「地震対策基本計画」だ。

日本の、首都直下型地震の被害想定の見直しを受け、浦安市の協力で作った特別マニュアルを今回初めて発動した。

エマージェンシー・コントロール・センター(ECC)と呼ぶ危機管理チームは、直ちに「地震対策統括本部」へと姿を変え、技術や運営、セキュリティーなど各部から集まったメンバーがオペレーション室に集まり、社長の上西京一郎(53)が本部長席に座った。

アトラクションやショップ、レストランの数は2パークで230近く。

これを7つのエリアに分け、緊急電話や無線を使って細かな指示を飛ばしたという。

隣接の駐車場で液状化は起きたが、パーク内の被害は軽微でけが人もなかった。

突然の雨と東京湾からの寒風。震えて広場に座り込む親子連れや高齢者らに、売り物のレインコートを配った。

その時点での滞在者は、約5万5000人。数は到底、足りない。

ビニールシートや大型のポリ袋、タオル、風よけの段ボールなど当座をしのぐ品々をかき集めた。

誘導を終えたのは午後11時すぎ。

園内に残った約2万人が一夜を明かすことになるが、備蓄の非常食で十分賄えたという。

ガスが復旧した12日未明には、温かいスープやホットドッグを全員に配った。

30分おきに外周道路の状況を歩いて確認した社員……。

危機管理を担当する副社長、砂山起一(63)の指示で、駐車場の補修工事の手配に奔走した社員……。

来場者に事故があってはならない。統括本部の下で出番の6000〜8000人が夜を徹して動いた。

その中で、砂山は笑顔と丁寧なあいさつで接したキャストの頑張りをいの一番に挙げる。

何百人もが夜を過ごした園内のある施設。

シャンデリアの下に立ったキャストが「僕はシャンデリアの妖精。何が起きても皆さんを守ります」
と言って笑いを誘った。

余震によるシャンデリアの落下を恐れて配置していたキャストが、機転を利かし、近づけないようにしたのだ。

開園前や閉園後の時間を使った防災訓練は、大小合わせ全体で年間160回余。

社員並みのプロ意識が自然と働く。

3月14日から、社内は営業再開に動き出す。液状化で土砂が積もった駐車場も大事には至らなかった。

4月1日の入社式。砂山は21人の正社員にこう訓示した。

「マニュアル企業のイメージが強いが、応用の利く集団になってほしい」(敬称略)




防災サポートおぢやは、中越大震災を体験した人々で運営されているNPO法人です。

平常時からの地震対策がいかに大切なことか、身重って経験しています。

多分野にわたり多彩な講師陣が、全国から招かれお役にたっています。







posted by NPO法人 防災サポートおぢや at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 東北地方太平洋沖地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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